2011まとめ+α

■昨日は仕事納め+友人宅で鍋パーティしてきました。
 帰省した友人など久しぶりに会った相手もいたのですが、何故か途中からシンケンジャー1話と最近の仮面ライダーフォーゼの観賞会に(笑)。

■ロストレイル、参加したシナリオのノベルが公開になってます。

「香房【夢現鏡】」(天音みゆWR)

 メルヒオールの参加したソロシナリオです。
 ソロシナリオは同じOPで何度も出されていることが多いので、プレイングを考える際に過去のノベルを参考にしたりするのですが、今回のは初めてのシナリオ。プレイング書くのも手探り状態でしたが、メルヒオールならこれしかないでしょということで、「生徒視点で過去を見る」プレイングになりました。
 以前も書きましたが、学校とか生徒とかについては特に詳しく設定を決めていないので、WRさんにお任せ状態で色々できあがっていくのが見ていて楽しいです。非公開設定欄あたりでまとめるべきかなぁと思ったりもしますが。
 それにしてもモテモテですねえ先生(笑)。

「De vilde Svaner」(梶原おとWR)

 こちらはニワトコが参加したシナリオです。御伽噺ネタの障害物競走。
 御伽噺というか童話といわれて最初に思いついたのが「虎がグルグル回ってバターになる」某作品で、果たしてこれでいいのかどうかちょっと迷ったものの、OP見る限りではフリーダムでOKっぽかったのでそのまま行きました(笑)。ニワトコがすごいマイペースっぷりを発揮してます。他のPCさんのネタ出しとか行動も楽しかったです。

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 大晦日ということで2011年のまとめなどをざっと。
 個人的なことを振り返れば、やたらと平成ライダーのDVDを見ていた年だったなぁと思います。
 555→龍騎→カブト→ブレイドと来て、実はブレイドは2巻で挫折してしまっていて、その後何故かマクロス7を甥っ子と見てたりしますが(私が久しぶりに見たくなって借りてきたら甥っ子がはまってしまったのです)。

★今年読んだ本(漫画除く):211冊

★今年最初に読んだ本
「薔薇のマリア15.愛も憎しみも絶望も」(十文字青・角川スニーカー文庫)
薔薇のマリア  15.愛も憎しみも絶望も (角川スニーカー文庫)

★今年最後に読んだ本
「ちょこプリ!1 巨人になった日」(後藤リウ・講談社ラノベ文庫)
ちょこプリ!1.巨人になった日 (講談社ラノベ文庫)

★今年遊んだゲーム

・シグマハーモニクス(DS)11/27~12/05
・アンジェリーク 天空の鎮魂歌(PS)6/11.11/06~11/21
・テイルズオブレジェンディア(PS2)04/15~05/20(※未クリア)
・テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3(PSP)02/11~03/10
・ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート(DS)2月ごろ
・テイルズオブグレイセスf(PS3)01/12~02/11

 そんなにゲームやらなかったなぁという印象。改めて見るとテイルズ多いですね(笑)。
 来年は積みゲーを崩すのが目標です。とりあえず!

 というところで今年はここまで。
 皆様、良いお年を!

肷

「ちょこプリ!1 巨人になった日」

■感想メモ。
「ちょこプリ!1 巨人になった日」(後藤リウ・講談社ラノベ文庫)
ちょこプリ!1.巨人になった日 (講談社ラノベ文庫)
 「おまえはわらわの下僕なのじゃ!」蛍介の開いた本から飛び出したのは身長わずか20センチの自称美少女のお姫さま。小さいけれど乱暴なこのお姫さまに、蛍介は唇を奪われたばかりに主従契約を結ばれてしまう。かーちゃんや友人にばれないようにドキドキハラハラの日常生活が始まった。しかしお姫さまを取り返すべく魔獣ケルベロスや翼竜ワイバーンなど様々な刺客が襲いかかる(でも20センチ平均だからへっちゃらです)。そして、今度は蛍介が小人の国に殴り込みに?愛があれば身長差なんて。身長差150センチのラブコメディ、開幕。

 過去作が好きだった身としては、軽いラブコメよりは暗めのシリアスな話が読みたかったなぁと思ってしまうのですがそれはさておき。
 身長20cmのお姫様と同居することになった男子高校生のお話。基本ドタバタコメディで(ラブはあんまりない)、頭のゆるいキャラもわりといるので深刻な話にはそんなになりません。個人的に意外だったのは、この手の話にいそうな「幼馴染み(もしくはクラスメイト)女子キャラ」がいないこと。主人公は男子校だし、姉は家にいないしで、小人(と母親)以外は女子キャラがいないんですよね。もうちょっと主人公に好意を持つキャラがいれば、ラブコメっぽくなったのになぁと。
 お約束ですが小人の国に行った主人公の扱いは面白かったです。ラストは「あれ、どうするの?」みたいな引き。同居生活パートには戻れるんでしょうか……。

肷

「お帰りください、勇者さま」

■感想メモ。
「お帰りください、勇者さま」(天野頌子・f-Clan文庫)
お帰りください、勇者さま (f‐Clan文庫)
 滅亡に瀕した国を救うため、ぎっくり腰の神官長に代わり勇者を召喚した神官のリュシオン。しかしその勇者・瑛一は使命を拒否し、なんとか説得してもいざという時の逃げ足だけが速い始末。不安と絶望に駆られるものの、そんな勇者を召喚した責任は己にある。苦悩するリュシオンは瑛一のわがままに振り回されつつも、宥め煽てて時に脅して、使命を果たしてもらおうと奮闘するが…。

 表紙のリュシオンの嫌そうな表情が絶妙。
 主人公は高校生かなと勝手に想像していたのですが、22歳の新社会人という……学生気分が抜けてないとはいえ、成人しててこれかーという何とも言えない気持ちに。異世界の皆さん、すみません。妙に恥ずかしいです。水もなく食料もなく餓死の危険性がある世界でのわがままっぷりには正直引きました。これが女の子ならまだ許せたかも……無理か……。
 ”勇者さま”はあんまり役にも立たないのも微妙。リアルと言えばリアルなんですけど、読んでて楽しくないんですよね。最後は勇者様を見送る異世界の面々に感情移入して「もう来るな」状態でした。

肷

「ビスクドールは家出中」

■感想メモ。
「ビスクドールは家出中」(長野和泉・f-Clan文庫)
ビスクドールは家出中 (f‐Clan文庫)
 「わたしは、自分が生まれたこの世界を見てみたい!」アメシスは、黒衣の人形師・ベトレイヤーによって造り出された自律人形。そのオッドアイに映る全てが知りたくて、主の元を旅立つ。向かう先は黒い雨が降りしきる退廃都市ジンバック。娼館で暮らす人形たち、妹を亡くした足が不自由な女の子―残酷でいて温かい人々との出会いが、世間知らずだったアメシスを変えていく…。

 感動系の話なのかなと思って読んでみたんですが、「世間知らずの人形の少女が厳しい現実を知るも優しい人間に出会う」という範囲から出ない、”この作品ならでは”という個性には欠ける感じでした。態度とは裏腹にベトレイヤーはアメシスたちのことを案じている……という設定はいいのに、描写や掘り下げが足りなくて、キャラが印象に残りにくいというのも残念なところ。もうちょっと、館でのエピソードがあっても良かったのになぁと思いました。

肷

「0能者ミナト<3>」

■感想メモ。
「0能者ミナト<3>」(葉山透・メディアワークス文庫)
0能者ミナト〈3〉 (メディアワークス文庫)
 死なない死刑囚を殺して欲しい。まるで、矛盾しているかのような奇妙な依頼。対面を果たした死刑囚は物静かで端整な面立ちの青年だった。だが、その本質を知れば慄然とする。不死者ゆえか、死を愛する殺戮者。しかも、あらゆる方法をもってしても蘇るというのだ。自分の死が楽しめないから殺すのだとうそぶく青年。いかなる怪異が不死をもたらしたのか、本当に殺すことはできないのか?異端者、湊の知性がその謎に挑む。

 シリーズ第3弾。
 今回も、怪異に対する解決法が面白かったです。特に2話目の夢魔の扱いが身も蓋もなさ過ぎて……。この話は沙耶の見ている夢の中での理沙子や湊のポジションが笑えました。理沙子本人に教えちゃうところが残酷というか何と言うか(笑)。そしてやっぱり、事件解決後の大人組の会話シーンが好きなのでした。彼らの過去に何があったのか、まだ仄めかす程度ですけれど、明かされるのが楽しみです。

肷

【100冊読了記念】一迅社文庫の個人的7選!

■以前、『感想カテゴリのうち一迅社文庫の感想記事がもうすぐ100件いきそうなので、記念して「一迅社文庫の○選」みたいなのを書こうかな』なんて書いていたのですが、先日100冊を超えてしまいました。ぴったり100冊中!とはいかなかったんですが、「一迅社文庫で私の好きな作品」をチョイスしてちょっと紹介なんかしてみたいと思います。
 個人的な好みなので、偏りはあると最初に言い訳しておきます(笑)。あと、1冊完結作品は読んでいるものが多いのですが、ノベライズとか長期シリーズものはあんまり読んでないです。
 作品の並びは「最近読んだ順(シリーズものは最終巻基準)」です。下へ行くほど刊行が古いです。

★パンツブレイカー(神尾丈治)
パンツブレイカー (一迅社文庫)
 いきなりこれか!という(笑)。
 「半径2メートル以内に近づく者の下着を消し去る」という馬鹿馬鹿しい(褒め言葉)主人公の能力に対し、あくまで真摯に向き合っている(生活面での苦労だとか、能力としての解析とか)のが面白いです。
 同作者の「H×H! お風呂は異文化コミュニケーション!?」とどっちにしようか迷ったんですが、話のまとまり的にこっちで。

★征王の迷宮塔全2巻(瀬尾つかさ)
征王の迷宮塔 (一迅社文庫)
 一迅社文庫で色々と作品を出している作者さんですが、1冊完結、でもネタ消化不良……なものが多い中、これはきちんと完結してくれて良かったです。
 主人公とヒロインの事情は横に置いておいて、ダンジョンで仲間たちと連携!というのが良く描けていて、燃えました。脇役がほどよくキャラ立ちしていて○。

★秋津楓はアたらない!(西村悠)
秋津楓はアたらない! (一迅社文庫)
 タイトルが意味不明なのがとっても悔やまれる作品。
 超常現象を解決するドタバタ学園モノなのですが、ある人物の恋模様が切なく、ぐっときます。そこがたまらなく好きなんです。しかしこれはどうやってハッピーエンドにするんだろうなぁと思ってたら2巻出ませんでしたけどorz

★星図詠のリーナ全3巻(川口士)
星図詠のリーナ (一迅社文庫)
 地図を作る姫リーナの旅。白い地図に、彼女の旅の軌跡が書き込まれていく様は、まるで自分も一緒に旅をし、世界を広げていくかのようでわくわくさせられました。
 ……続き、まだ待ってますorz

★Le;0 灰とリヴァイアサン2巻まで(六塚光)
Le;0―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫)
 海辺で大海獣と吸血鬼がバトル!という目を引く設定と、飄々とした雰囲気の作品。やたらと「うどん」が印象に残るという(笑)。
 同一世界の「スキュラ・ダークリー」と交互に刊行します!のはずがどっちも続きが出ないんですけどorz

★タイム・スコップ!(菅沼誠也)
タイム・スコップ! (一迅社文庫 す 2-1)
 うっかり歴史改変しちゃいました★的なお話。歴史改変→変な現代になっちゃった!という状況がおかしいドタバタっぷり。最後の1話だけシリアスなのがちょっと浮いてる気もしますが。1冊でさっくり読めます。

★さくらファミリア!全3巻(杉井光)
さくらファミリア! (一迅社文庫 す 1-2)
 聖書ネタだとかが色々はっちゃけちゃって読んでて心配になっちゃう作品(解釈の仕方は面白いのですが)。そういうのはさておけば、肩の力を抜いて、笑いながら読めます。
 押しかけ居候的な女性キャラがやってくるお話でもありますが、ハーレムというよりは家族愛の趣なところが好きな作品でもあります。

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 古めの作品が多いのと、「続きだしてよ一迅社さん!」的なコメントが多くなってしまいましたが、7作、選んでみました。
 個人的にはもうちょっとシリーズものが増えるといいなぁと思ってます。それと未完のシリーズが減ればいいな!と……。

肷

クリスマスイブのその前に

■都合により前倒しで昨日、クリスマスケーキを作りました。

 苺のズコットです。苺の飾りつけは甥っ子がしてくれました。
 作る前はそんなに大きそうに思えなかったんですが、実際には結構なサイズで、8等分したのにボリュームありました。美味しかったです。

■宇宙キター!

 ガンバライドのカード裏に印字されてるシリアルナンバーで応募するキャンペーンに当選してて、金ぴかのスイッチが届きました!
 期間中に1枚だけナンバー印字のカードが出たのでとりあえず応募してみてたんですが…
 一万名様だったので当たるだろうとは思ってたけどすっかり忘れてました(笑)。

■ロストレ、クリスマスイベントにちょこちょこ参加してほのぼのしてます。プレゼント交換会のお礼用伝言版があるのが個人的にとてもいいなぁと思います。皆さん、プレゼントが個性的ですよね(笑)。

 メルヒオールの方のプラノベ2本が公開になりました。

「ある教師の遺稿」(錦木WR)

 ※死んでません
 メルヒオールが覚醒した際のエピソードです。ホラーな雰囲気でとお願いしたら予想以上にホラーでした。あー…これはトラウマになるわ……女性が苦手になろうともいうものです。
 WRさんの中には「以前のノベルを参考にしません」と明記されている方もいるので、オファーの時に特にそういう指定をしない(基本的にWRさんに投げっぱなし)んですが、前のプラノベに出ていた設定を使ってもらえてたのは嬉しい驚きでした。とはいえ、その設定は前のプラノベを書いてくださったWRさんが付けてくれた設定だったりするんですが(笑)。
 
「親愛なる、」(クロカWR)

 そしてもうひとつ。
 こちらはメルヒオール学生時代の『恩師』とのお話です。
 PCの設定についてはあんまり詳しく決めない方なので、プラノベのオファー文考えながら後付けで足していったりをよくします。今回は、「魔法の研究をするようになったきっかけ」「塔を入手した時の話」あたりをもにゃもにゃと考えてみました。
 先生との掛け合いが非常に楽しい。お婆さん先生が良いキャラしてます。
 あと別にメルヒオールには「ものぐさ」設定がないのにWRさんによってはすごいものぐさに書かれてて笑えます。それに加えて「いつも眠そう」も足されてしまい、WRさんからはこういうふうに見えるんだなぁというのは面白いです。

 どうでもいいですが「女難の相が出てる」という台詞に「女難ってレベルじゃないぞ!」と思わず突っ込み入れたくなってしまったり(笑)。

肷

「黒の夜刀神1 キミのために僕ができること」

■感想メモ。
「黒の夜刀神1 キミのために僕ができること」(手島史詞・富士見ファンタジア文庫)
黒の夜刀神  1.キミのために僕ができること (富士見ファンタジア文庫)
 「シラキ、仕事か?お前出席日数危ないんじゃなかったか?」ストーンリバー学園に通う白毀廻は、悩んでいた。今日も伝聞社イーストウッド社から仕事を押しつけられ、授業を欠席しなければならない事態に陥っていたのだ。断ればいいだけの話だが、ヘタレな彼には到底無理な話。仕方なく仕事に出かけたのだが、そこで昔なじみの少女・月皎柊と運命の再会をする。美しく成長した柊にドキドキのカイ。しかし彼女は“契約者”たちに狙われていた。ピンチの少女を救うため、少年は勇気を奮い立たせる!異能者たちが暗躍する大陸を舞台に繰り広げられる、ボーイ・ミーツ・ガール・アドベンチャー開幕。

 シリーズ第1弾。
 前作「影執事マルク」と同じ世界観ということですが、微妙な設定の差異だとか、同名なのに何だか印象の違うキャラがいたりで、前作読んでない方が却って話にすんなり入って行けたのかなぁと思ったりしました。前作とどう繋がってるのか考えると混乱してきます。気にしない方がいいのかも。
 イーシャやかなめなど、女性キャラはなかなかに魅力的でしたが、行き過ぎなほど臆病ヘタレな主人公とか男性キャラはいまひとつ。イーシャはツンデレ可愛いんですけど、明らかに恋愛面で負けそうな雰囲気を醸し出してるのが切ないです。

肷

「千の魔剣と盾の乙女5」

■感想メモ。
「千の魔剣と盾の乙女5」(川口士・一迅社文庫)
千の魔剣と盾の乙女5 (一迅社文庫)
 ガーリャの戦いを生き延びたロックたちは、武器を喪い放心状態のナギの新たな魔槍を探すため、大図書館を擁する学術都市ベアルフェルを訪れていた。古代の文献を調べ、ガーリャで共に戦った魔剣使いファーディアの情報通り太陽神ルーの槍が実在すること、砂漠の廃墟都市ゴリアスに存在する可能性が高いことを知る。初めての砂漠に戸惑う一行は、砂漠案内のプロを雇うことにするのだが、紹介されたのはグラーニャというエリシアよりも豊満な胸と成熟した艶美さを併せ持った美女で、なぜか彼女はロックにときどき過剰なまでの好意を向けるため、エリシア、フィル、ナギは気が気ではなく…。

 シリーズ第5弾。
 4巻ラストで一気に目標までの道のりが開けたような気がしましたが、5巻はまたこつこつ進んでいくような展開で、いったい何巻くらいで完結の予定なんだろう?と思ったりしました。「全員嫁」な女性陣も、多少の動きはあれど、基本的には落ち着いてしまっている感があるので、安定してるけど波乱がもうちょっと欲しいところ。一応、新キャラにやきもきはしてましたが……。もうこれ以上パーティは増えないだろう、という予測もできますしね。
 そういえば帯の文句が「魔王を倒す!」でなくなってましたけど路線変更したんでしょうか。

肷

「月影に咲く華 琥珀の民と花の咲く場所」

■感想メモ。
「月影に咲く華 琥珀の民と花の咲く場所」(天原ちづる・一迅社文庫アイリス)
月影に咲く華 琥珀の民と花の咲く場所 (一迅社文庫アイリス)
 婿探しに<帝都>に来た侯爵令嬢アイリエルは、皇帝から直々に、謎めいた<白紙の古文書>の研究助手を頼まれていた。しかし、研究に関わる呪具の≪水晶≫を身に着けていた彼女は、それを奪いにきた山猫と名乗る男によって攫われてしまう!?
千年間争い続けている、草原の国<フェリタン>に拉致され、命の危機にさらされたアイリエルが、ある決意をしたとき、帝都にいるはずのウォルター子爵が現れ――。
宮廷ファンタジー堂々完結!

 2か月連続刊行、上下巻の下巻です。
 上巻を読んだ時、あまりにもあんまりな扱いのリュシアンが挽回する機会はあるんだろうかと心配していたのですが、まさか数行しか出番が無いなんて。上巻の表紙に相手役候補っぽく描かれていたとは思えない投げっぷりでした。これだったらフェードアウトしたままの方がましだったかも……。
 ヒロインはだいたい自分で考えて自分で行動してしまうので、ウォルターとの絡みも物足りないし、結婚へ至る過程も感情移入は特にしませんでした。全体的に淡々としていて、上巻以上に山場がない感じ。困難を乗り越えた!という盛り上がりがあまり伝わって来ないんですよね……。個人的には上巻の方が楽しめました。
 あとあまり内容には関係ないんですけど、ウォルターのイラストがあまり銀髪に見えないので、「銀髪の別嬪さん」が誰のことなのか一瞬分からなかったり。

肷