「黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて」

■今日読んだ本メモ。
「黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて」(細音啓・富士見ファンタジア文庫)
黄昏色の詠使いIX  ソフィア、詠と絆と涙を抱いて (富士見ファンタジア文庫)
 「クルーエルがいなくなった時、あなたは一人で何ができる?」夜の競闘宮でシャオから問いかけられ、ネイトは立ちつくす。凱旋都市エンジュの永い夜は続いていた。“名詠式が存在する理想の世界”を目指し、繰り返されるミクヴァ鱗片を巡る戦い。鱗片の行方によって“残酷な純粋知性”—クルーエルの運命が、決まる。彼女が、世界から消えてしまうかもしれない—その事実を突きつけられ、ネイトは自分の中の想いを自覚する。「何にかえても、クルーエルさんを守る。だって彼女は僕の—」大切な人を見つけて、少年は決意を抱く。“君のもとへ続く詠。それを探す”召喚ファンタジー、物語はついに“世界”の核心へ。

 シリーズ第9弾。
 好きな女の子を助けるために、旅立つ。
 壮大なプロローグだったなぁと思ってしまったりしたのですが、次が最終巻なんですよね。これであと1冊で終わりだというのが不思議な感じです。ここ数冊は、だいぶ話を引き伸ばしているような印象もあったので……。もう終わり、ということは、日常エピソードは見られないのかなと思うと、少し勿体無い気もします。
 この巻で印象的だったのは、ネイトの成長と、あとはカインツVSファウマでした。なんというか、カインツはとことん一途だなぁと、彼女に詫びる台詞を見てしみじみ思ったのでした(笑)。

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「ヘクセ〈上〉―オルデンベルク探偵事務所録」

■今日読んだ本メモ。
「ヘクセ〈上〉―オルデンベルク探偵事務所録」(九条菜月・C☆NOVELS FANTASIA)
ヘクセ〈上〉―オルデンベルク探偵事務所録 (C・NOVELSファンタジア)
 オルデンベルク探偵事務所に魔女殺しの調査依頼が舞い込んだ。殺されたのは凄艶な美しさと強さを誇り、<暁の魔女>の二つ名を欲しいままにした大魔女ゾフィー。彼女と親交があり、魔女に関する知識の豊富なミヒャエルが担当にめ任命された。調査の過程で、ゾフィーが魔女の命”知識”を継ぐ者を選定していたと判明する。犯人は、弟子達の誰かなのか?核心に迫るミヒャエルに、突如、使い魔が襲い掛かり……!

 シリーズ第三弾。
 約1年半ぶりの新刊です。その間に別シリーズを書いていたりしたので、もうこっちは書かないのかな……となかば諦めもあったのですが、よもやの上下巻構成&連続刊行でとても嬉しいです。1巻⇒2巻の間も1年ちょっと空いていたりしたのですが、順調に巻数を重ねていって欲しいものです。
 今回は1・2巻から10年前の話。今までとは違い、探偵ではなく裏方のはずの鑑識班のミヒャエルが主人公です。彼の恋模様が微笑ましくて、読んでいてにやにやしっぱなしでした。女の子2人から「守らなくては」と思われるのは男の子としては不本意かもしれませんが(笑)。フィーアは(アルに対する)ツンデレとしては実行力がありすぎで、実は楽しんでやってるんでは?という疑念が。
 殺人事件に関しては上巻で真相ばらしまでやってしまったので、下巻では彼の過去絡みの話になるでしょうか。
 10年前…ということで、主に1巻の登場キャラの過去の姿が。変わってない人もいれば変わりすぎな人も……(笑)。 

肷

間が空きました

■ばたばたしていて日記がしばらく書けませんでした。本の感想はまた遡って書いています。PBMのアクションが全部終わったら、もう少し落ち着くと思います。
 今日は仕事が休みで、弟と昼ごはんを食べに行ってきました。平日の昼なのに親子連れが多いなぁと思ってよく考えたら、春休みなんですね……。自分に関係ないのですっかり失念していました。

■溜まりつつある感想。
・続・夏目友人帳#12「廃屋の少年」
 カイの話はやはり2話構成なのですね。個人的には、1期みたいに人も妖怪もいっぱい出てきてわいわいやる話が見たかったですが(原作の影踏みやって遊ぶ話がアニメで見たかったなぁ)。
 他人を叱り付けたりにらんだりする夏目は珍しかったですが、それよりも、アイキャッチのニャンコ先生に爆笑。出てる!何か出てる!!

・テイルズオブジアビス#23「悲しき決別」#24「栄光の大地」#25「存在を賭けて」
 レムの塔の回(22話)を見て満足してしまって溜まってた分を一気に。
 時間が足りないのは分かるんですが、ボスキャラがさくさくっと……。モースがティアのグランドクロス一撃で倒されたのには吹きました。シンクとリグレットは2人一緒くたでしたけどわりと時間とってたのに……。
 ラスダン突入前のイベントはもうちょっと尺が欲しかったかな……。特にルークとティアの会話。
 途中でアッシュがアルビオールの操縦桿を握っている場面があったので、もしかして1人で操縦して突入か!?と心配したのですが、ギンジが操縦してて一安心。
 しかしラスダンで落とし穴に落ちるルーク&アッシュは間が抜けてるというか……。たしかあの罠って、ゲームではどちらかが残らないと外に出られないから、決闘して決める~というのもあった気がするんですけど。アニメでその辺触れられてなかったので、一緒に行けばいいじゃないと思わないでもないです。説明なかったといえば「第二超振動」もですけど、これは最終回でしょうか。

■最近のお買い物。
・ヘクセ(上)オルデンベルク探偵事務所録(九条菜月・C★NOCELS FANTASIA)
・聖☆おにいさん3(中村光・モーニングKC)

ヘクセ〈上〉―オルデンベルク探偵事務所録 (C・NOVELSファンタジア)聖☆おにいさん 3 (3) (モーニングKC)

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「tactics3 鬼種異界流離呪歌」

■今日読んだ本メモ。
「tactics3 鬼種異界流離呪歌」(七海鳴・マッグガーデン)
tactics〈3〉鬼種異界流離呪歌 (MAG‐Garden NOVELS)

 世間の耳目を集める謎の新興宗教の教主は超能力者…?
 政府の調査依頼を受け不気味な孤島を訪れた勘太郎一行を待ち受ける、数多の奇跡と驚くべき真相とは…。

 シリーズ第三弾。
 同名漫画のノベライズではありますが、ストーリーは完全オリジナル。漫画ではできないシリアス・ミステリアス・ホラーな描写がしっかりされていて、毎回楽しませてくれます。
 今回は、勘太郎たちと蓮見、頼光たちが閉鎖空間で角を突きあわせるのと、とある人の意外な過去……が見所だとは思うのですが、出てくるキャラが表紙でバレバレなのは正直どうかと思います(笑)。しかも本編とキャラがだいぶ違うので、名前が出ても本人なのかどうか疑ってしまう始末。
 ゲストキャラの不気味さはひしひしと伝わってきましたが、勘太郎達の行動が地味というか、そんなに行動しないうちに幕引きだったのが不満点でしょうか。蓮見はあれだけの目にあっても妖怪否定派なのが凄いと思います。

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「SHI-NO ―シノ―君の笑顔」

■今日読んだ本メモ。
「SHI-NO ―シノ―君の笑顔」(上月雨音・富士見ミステリー文庫)
SHI-NO-シノ-  君の笑顔 (富士見ミステリー文庫)
 僕らは、どうしようもなくひとりだ。でも、だからこそ誰かが必要なんだね。そんなことに、今更ながら気づいた僕だけれど、志乃ちゃんには最初から全部分かっていたことなのかな。僕らは決して一つになれないし、全てを分かりあうことなんて出来ない。だけど—。だからこそ、僕は君に思いを届け続けてみせるよ。志乃ちゃんと一緒に、いつまでも歩き続けていたいから。大学生の「僕」と小学5年生の志乃ちゃんとの純愛系ミステリー。信じ続けることだけが、未来への希望。

 シリーズ完結。
 『僕』には学習機能が無いのだろうか……と思うことしばし。そういうことをすればどうなるか、想像くらいしておくべき。あまりに無謀すぎでした。
 明かされる事件の真相は、某人物に関してすごく後付け設定っぽく感じてしまったのと、犯人がどうにも理解しがたいのが今ひとつに思えて残念。
 結局のところ、死んでしまったキャラにも、怪我を負ってしまったキャラにも、以前のように笑ってそこに居て欲しかったのですよね。ラストは綺麗にまとまっていて良かったのですが、その辺りだけは切なかったです。

肷

「ANGEL+DIVE CODEX1 HYPERMAIDEN」

■今日読んだ本メモ。
「ANGEL+DIVE CODEX1 HYPERMAIDEN」(十文字青・一迅社文庫)
ANGEL+DIVE CODEX 1 (1) (一迅社文庫 し 1-4)

 北海道九堯(くだか)市の物語から10年余――。舞台は千葉県菱川(ひしかわ)市に移り、新たな物語が紡がれる。
 すずと輝虎(てるとら)の迷(?)コンビが、百合ヶ台学園に通う女子校生、伽耶(かや)と奈々(なな)に接触をはかろうと動き出した。すずたちの使命――それは敵対する組織“イコン”から特別な彼女たちを保護することだった。
 伽耶たちの身体に表れた“異変”。それがまぎれもないその証だった――

 第二部開始。
 時間も場所も登場人物も、がらっと変わっています。
 主役級のキャラは、第二部の方が好み。ツンツン気味なすずと、おバカなんだけど憎めない輝虎の掛け合いが良いです。第一部のメンキャラたちもちらっと出てきますけど……過去と”変わらない”部分が相当な歪みとなっていて、見ていて非常に違和感があります。何故その人間関係を維持しているのか。どうも理解しがたいです。第二部キャラたちとは異なる立場の彼らが、今度どう立ち回るのかは気になるところ。
 やたらと悲劇に持って行きたいような感のあるシリーズですが、登場人物たちには何とか立ち向かっていって欲しいです。

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「読書の時間よ、芝村くん!」

■今日読んだ本メモ。
「読書の時間よ、芝村くん!」(西村悠・一迅社文庫)
読書の時間よ、芝村くん! (一迅社文庫 に 2-2)

「なんなのよ! 10年ぶりの再会なのに、私のこと覚えていないですって?!」
転校初日、私こと早崎夏耶(はやさき・かや)と劇的な再会をはたした幼なじみの芝村和樹(しばむら・かずき)は私のことをすっかり忘れてるし本当に最悪!

約束を思い出させようと和樹を追い放課後の図書室に足を踏み入れた私は、謎の文学少女「春奈」に出会う。
「読書を楽しみましょう、芝村君」って、なんでそんなに親しげなのよ! なんで私、和樹たちと一緒に本の世界にいるの? 本の中に入るなんて非常識よ!

 帯とか諸々から三角関係ラブコメみたいな印象を受けるものの、読んでみるとあまりそうではありませんでした。どちらかというと、同じ男の子を好きになってしまった女の子2人の関係に重点を置いているような感じです。芝村くんの出番の少なさが拍車をかけてるんでしょうけど……。
 読んでいると、先に夏耶視点で描写されているためか、彼女のほうに感情移入してしまい、久しぶりに会った幼なじみが別の女の子と仲良くなっているのを邪魔しに割って入っているような状況にかなりもやもやさせられました。春奈と芝村くんの間でしっかり関係構築されているので、何だかすっきりしません。芝村くんももう少し夏耶との絡みで何かあれば良かったのですが。
 

肷

「聖剣の刀鍛冶 #5.Sacrifice」

■今日読んだ本メモ2。
「聖剣の刀鍛冶 #5.Sacrifice」(三浦勇雄・MF文庫J)
聖剣の刀鍛冶5 (MF文庫 J み 1-13)

 軍国から独立交易都市へと戻ったセシリーたち一行。混乱を極めた三国一都市による対ヴァルバニル戦の全権を帝政列集国や軍国が掌握することもひとまず保留となり、しばしの休息となった。
 異世界ファンタジー第5巻は、セシリー、ルーク、リサ、アリアたちのそれぞれの日常を描くショートストーリー。

 シリーズ第5弾。
 あらすじを読むに、単なる短編集なのかなと思いきや、きっちり次回への伏線が張られていました。「聖剣の鞘」の秘密も明かされ……ルークの背負う責任がますます重たくなってしまったような気がするんですが、大丈夫なのかなと心配になってしまいました。まぁ、彼の事情は本人とリサくらいしか知らないわけですけど……。
 セシリーとルークが相手への気持ちをこぼすシーンはにやにやできるものの、お互い面と向かっては言わない(言えない)ところがどうにもこうにももどかしいです。これでルークの事情をセシリーが知ったらどうなるのか、そこがちょっと気がかりです。セシリーが暴走しそうで……。

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「タイム・スコップ!」

■今日読んだ本メモ1。
「タイム・スコップ!」(菅沼誠也・一迅社文庫)
タイム・スコップ! (一迅社文庫 す 2-1)

 空堀すずめは、不慮の事故から時空間を「掘る」能力を身につけてしまった世界唯一(たぶん)のタイムトラベラーである! うっかりヒトラーを事故死させてその後の歴史を変えちゃったりとか、ちょっと失敗もあるけれど、相棒の石垣島わたると共に、今日も過去と未来を繋いだり繋がなかったりするのだ!

 タイムトラベル+歴史改変+パラレルワールドもの、といった感じの作品でした。1話2話はすずめがうっかり過去を改変してしまったため、現在が変てこな状況になってしまい、再び修正するために過去に赴く、という内容。現代への歴史改変の余波がことごとくアホらしくて(※褒めてます)、深刻なんだか深刻でないんだか分からないところが何ともいえない味になっていました。ただ最後の3話だけはシリアス。おまけに主役交替。好きな相手を助けるためには手段を選ばず、という姿勢は結構好きなので、個人的にはこの3話目が一番気に入りました。1話2話とのノリの差が激しいので、この話だけちょっと浮いてる気はしましたが……。ぐだぐだ感もあるし、読み手を選びそうな作品だなとは思いました。

肷

Wで到着。

■「ペリュトーンの剣」第9回リアと「惑星カクタス」第3回リアが届きました。
 前者は毎回楽しみにしていた数値上昇が今回は無い(というかPP10固定)と聞いていたので大劍儀結果をざっと読んだだけ。
 メールリア読んでの凹みも、後者のリアを読んで吹っ飛びました……。

 届いたリアは、

フロンティアF 第三開拓「神と悪魔の三次元パズル」

ニコ・支倉用個別「猫のみぞ知っている」

 でした。
 まさかこのゲームで個別リアが発行されようとは……。
 全部で3本出ているのですが、すべてシナリオのメインNPCである男2人と温泉絡み。彼らと混浴を申し出たお2人に1本ずつ、うちのPCはその関連です。
 いやー……女性PCさんの方から「一緒に温泉に入ろう」アクションが来るって凄いですね。しかも2人も。

 個別では普段クール無表情のニコが驚きに固まっているシーンなんかもあり新鮮だったのですが、マスターからは「どのような反応を返すのか」という選択を迫られています。
 正直そんなに深く考えてアクションを書いていたわけではないので、なんかもう困ってしまうのですが、PCの心境を突き詰めて考えてみたいと思います。

 もし読みたいという方がおられましたら、電文化しますのでお気軽にどうぞ。

 個別が衝撃的だったので、本編の冒頭が自PCの温泉入浴シーンだった驚きもどっか行っちゃいました(笑)。温泉に入るってアクション書いたっけ?とコピーを見直してみたら、アクションではなく私信に「誰も居ない時に温泉に入ってそう」と書いてあったのが採用されたようです。

 それにしても……一番困るのは、2つのゲームの締め切りが同じということですね(4月1日)。参りました。

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